So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

サンドロ・ポッティチェリ「春」他(フィレンツェ)


    やはり、ポッティチェリの「春」の前は人だかりがしていました。


    かなり前に観たときと変わらぬ風景のような気がしました。
    その時の記憶が蘇りました。




   DSC_0721 (2).JPG



   DSC_0718 (4).JPG

                   ポッティチェリ 「春」


    


   DSC_0727 (3).JPG

         「ヴィナスの誕生」(同上)




   DSC_0735 (3).JPG

        「マニフカトの聖母」(同上)





 DSC_0749 (8).JPG

     「三博士の礼拝」  

      聖母子にひざまずくのは、老コジモだという(注)

      こんな作品も残していたのですね。

      ポッティチェリはメジチ家のサークルに出入りし、
      新プラトン主義と出会い、その作品「春」に反映
      されているといわれている。


     (画像はすべてウフイツィ美術館にて)
      

    (注:参考・ルネサンスの人と文化 樺山紘一 日本放送出版協会)

コメント(1) 

ジョットの「荘厳の聖母」 (フィレンツェ・伊)


        かなり以前、アッシジのサン・フランチェスコの上堂入口の内壁を

  飾る「小鳥への説教」を鑑賞以来であるジョットの作品。



   荘厳の聖母


      DSC_0698 (3).JPG



   そしてチマブーエの「聖母子」(下の絵)」よく比較されるところである。
   チマブエの作品がビザンチン風の面影を残しているのに対して、
   ジョットの作品はルネサンスの気分を画面にはっきり刻印して
   いるという(注)

      



                    DSC_0699 (2).JPG


        (上の両作品 ウフィツィ美術館にて)



 今回のフィレンツェ滞在で最初に観たジョットの作品  


 


  DSC_0562 (3).JPG


            「十字架上のキリスト」

                     (サンタ・ノヴェッラ聖堂にて)

     十字架を型どった板の上に描かれた磔刑像を鑑賞したのは、今回が初めてでした。
     (中部イタリアで12世紀ごろから、このような板絵が登場したのだという)

         ( 尚、この板絵については、以前お送りしました)



   ジョットはこの項の前にお送りしたジョットの鐘塔の設計者ですが、
   完成を見ることなく亡くなった。

   

   (注*美術のヨーロッパ・創元社) 


   (この項目のタイトルに最初、荘厳のキリストと記してしまいました。

   聖母の誤りです。お詫びして、訂正します) 

コメント(1) 

ジョットの鐘塔 (フィレンツェ・イタリア)

 

   ゴシック建築の豊かな装飾性を高く評価して、W・モリスやアール・ヌーヴォー

   等の芸術運動に深い影響を与えたラスキンは

   「この地上に現れた建築のうち最も華麗である」とのべたという。(注)



     DSC_0045 (2).JPG

      

        (ジョットの鐘塔 1334~59年)



  三位一体というか、フィレンツェの建築、このジョットの鐘塔、サン・ジョヴァンニ

  洗礼堂、、サンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂どれ一つ欠くことが出来ないと
  思われます。フィレンツェ滞在中近くを通るとよく眺めたものです。


 フィレンツェを代表する画家のひとりジョットの名を冠する鐘塔はフィレンツェの

 中心部で高く聳えて他を睥睨している。



 DSC_0851 (2).JPG



 DSC_0499 (2).JPG




            DSC_0846 (2).JPG



            DSC_0834 (2).JPG 


 DSC_0848 (2).JPG


   (参考 建築の七灯 岩波、塔のヨーロッパ佐原六郎 日本放送出版協会)



  追記 尚、ジョットはこの鐘塔の建設に関わったが、建設が始まりしばらくして

    亡くなったという(1337年)。


コメント(1) 

サン・ジョヴァンニ洗礼堂③(フィレンツェ)


                天井画の世界



DSC_0843 (5).JPG

 



 早速、中に入ってみましょう。

 


 DSC_0085 (2).JPG



 そこには、モザイクが施された天井画の世界が展開されていました。



 DSC_0082 (3).JPG



 DSC_0091 (3).JPG


 やはり、ここはキリスト中心の世界です。


 DSC_0087 (5).JPG


 最初は聖書の物語がつづられていました


 そして


        DSC_0092 (5).JPG


   キリストの足元を見ると、悪魔?が跋扈

  最後の審判です。


 DSC_0083 (12).JPG



 地獄の場面です。惨たらしい姿が現れました。


 やはり、テーマは最後の審判。お隣のサンタ・マリアデ・デル・フィオーレ大聖堂

 の天井画と同じだったのです。

 二回も同じ場面に浸りました。ヨーロッパ中世には、いかに重いテーマであったか

 分かります。

 (ここの天井画を描いた職人はヴェネツイアから呼ばれたということですが、
 ビザンツと通商を通じて交流のあったヴェネツイアにモザイクの職人が多く
 在住していたと思われます  <ビザンツ、モザイク美術の本場→ サン・マルコ
 モザイク装飾(ヴェネツイア)>

  (注*上記の天井画を描いたと記していますが、正確には作業したのはとお詫び
 して訂正します。つまり、画家による、下絵によって作業したと考えられるから

 です)





コメント(1) 

サン・ジョヴァンニ 洗礼堂 ②(フィレンツェ)


     



     DSC_0067 (4).JPG

         ( Battistero di San Giovanni )


   

  サン・ジョヴァンニとは

  さて、ここでサン・ジョヴァンニについて少し触れて置きたい。
  フィレンツェの守護聖人、洗礼者ヨハネのことである。
  つまり、この洗礼堂は洗礼者ヨハネに捧げられたものであり、11世紀に
  建築、その後13世紀に改築されている、れっきとしたロマネスク様式の
  建築である。

  そしてその形は八角形である。この建築について、ダンテは「美しき

  サン・ジョヴァンニ」と呼んだ。フィレンツェで最も重要な宗教建築

  のひとつである。


  「天国の門」

    

DSC_0070 (3).JPG 


 次に、中に入る前に入口の扉に触れて置きたい。
 ここには、三つの扉があり(南、北、東)それぞれ青銅製であり、
 とくにこの東の扉はかのミケランジェロは天国の門と呼び、称賛したものである。
 その浮彫刻を施したのは、ギベルティである(南はアンドレヤ・ピサーノ)



  ドーム内部


 DSC_0082 (3).JPG


 内部に入ると、天井はモザイクによって飾られている。

 (詳しくは次回に)    

コメント(1) 

サン・ジョヴァンニ 洗礼堂 ①(フィレンツェ)


 DSC_0848 (2).JPG

  
       

 
    さて、フィレンツェの中心部に戻ることにしよう。
 滞在したところが、ここから5分ほどと近いこともあって付近を良く歩きました。


 この洗礼堂の外観を見ると,今まで見た(フィレンツェ市内の)教会に非常に似ている

 ことに気づく。

                             
                                   

        




                                                                                              外観

   
     Battistero di Giovanni


DSC_0843 (3).JPG

            (サン・ジョヴァンニ洗礼堂)




DSC_0654 (2).JPG

     (サン・ミニアート)



DSC_0501 (2).JPG

        (サンタ・ノヴェッラ教会)



 ある本〔注)に寄りますと、サンタ・ノヴェッラ教会(ゴシック建築)は
 サン・ジョヴァンニ(ロマネスク) あるいは サン・ミニアート)(ロマネスク)
 のファサードの白、 緑大理石の幾何学的パターンから引用されているということでした。
 確かに基調が似通っています。つまり、ゴシックのサンタ・ノヴェッラは先行のロマネスク、
 サン・ジョヴァンニ、サン・ミニアートのファサードを参考にしたということですね。

 道理で似ているはずです。
  (この項続きます)


  (参考 世界歴史の旅 イタリア  池上俊一著 山川出版社 )




コメント(0) 

番外編 憲政記念館&国会前


   昨日は国会前で集会があるということで、久しぶりに出かけてみました。

   ちょっと早めに着いたので、憲政記念館横の公園を散策。
   木々の花が目にも鮮やかでした。中には遅めの桜があり、目の保養に
   なりました。




         IMG_20180414_144050.jpg



         IMG_20180414_134252.jpg



         IMG_20180414_134438.jpg



         IMG_20180414_134519.jpg


  そして集会。まず野党の代表が現在の国会の状況を報告。
  これは、ニュースで日々接しているのでまあ、そういうことか

  ということでしたが、つぎの二部の集会は新鮮でした。

  というのも、若い学生や主婦が報告を行いました。


  この人たちの報告は現状の政治の状況に大いに怒り、それが

  自分たちの生活からの生々しい吐露の発言であることが実に 

  自分の感覚に入って来ました。見ごたえ、聴きごたえのある
  報告。夜もキャンドルを掲げての集会が続行するということ
  でしたが、昼の部だけて引き上げました。

  



        IMG_20180414_140424.jpg


                                                                                   老いも、若きも


         IMG_20180414_153902.jpg



   いつもの歩道での集会がたちまち決壊してしまいました。


         IMG_20180414_161519.jpg


                                怒り


   そして国会前の広い通りも安部内閣の退陣を求める、多くの参加の人たちで
   埋め尽くされました。


   (次はまたヨーロッパ中世に戻ります)

         

コメント(0) 

サン・ミニアート・アルモンテ②(フィレンツェ・伊)


 フィレンツェ市内からアルノ川を渡りサン・ミニアート・アルモンテ門に出ました。

 その前に実はサンタ・クローチェ聖堂を見学するつもりでしたが、残念ながら中は

 閉まっていました。ここは政治思想家のマキャベリなど著名人が葬られています。
 かのミケランジェロもここに眠っています。それよりなによりドナッテロの彫刻
 受胎告知など有名な作品を観るつもりでしたが、以前観たのも遠い過去、すっかり

 印象が薄れ再確認のつもりが閉まっていて、今回は断念せざるを得ませんでした、
 そういったわけで、この教会の広い広場を横切り、アルノ川にかかる橋を渡って
 (突然の見学方針の転換で)、丘のほうに漠然と向かったのでした。


DSC_0644 (2).JPG

      (サン・ミニアート門)


 そこでぶっつかったのがこの門でした。そして途中でミケランジェロ広場
 からフィレンツェの眺望を堪能。多くの見物人が押しかけていました。
 そのあと、たどり着いたのが、サン・ミニアート・アルモンテでした。

 フィレンツェ様式のロマネスクである。


DSC_0654 (2).JPG

 (サン・ミニアート・アルモンテ聖堂正面 San Miniato al Monte 1018-1207)

  ファサード上部には、「イエスと聖母そして従者聖ミニアートのモザイク」(12世紀)
  白大理石を基調とした幾何学模様が印象的である。


DSC_0653 (2).JPG


  聖堂の前にはお墓があり、フィレンツェを見渡せる丘の上の聖堂である。


DSC_0657 (2).JPG






DSC_0668 (2).JPG



DSC_0662 (2).JPG



DSC_0667 (2).JPG



DSC_0670 (2).JPG

 聖堂内の礼拝堂では、ミサが行われていました


DSC_0676 (2).JPG


   市内を見渡せる場所であるため、多くの人で聖堂前は賑わっていました。
   訪ねたのがちょっと時間的に遅かったため、ゆっくり見学出来なかった
   のが惜しまれます。


 DSC_0681 (2).JPG

コメント(1) 

ロマネスクのある風景 サン・ミニアート・アル・モンテ教会 (フィレンツェ)




          DSC_0797 (5).JPG



       イタリアのロマネスクもあちこち見て回りましたが、
       このフィレンツェのアルノ川近くの丘の上にあるロマネスクは
                   独特で、一風変わって見えます(一番上の塔の横、白い建築)。
       (次回に続きます)

コメント(0) 

サンタ・ノベッラ教会③(フィレンツェ・イタリア)

                      
                                 緑の回廊
  
     

   入口から一歩中庭の「緑の回廊」と呼ばれている世界に入ると
   ,街のざわめきは一度に消えてしまう感があった、、、。

   

    DSC_0544 (2).JPG


  昔読んだ本(注)のなかのいっせつがずーと頭の中にありました。
  これがまさにその回廊なのだと感慨もひとしおでした。



   DSC_0545 (2).JPG



  DSC_0546 (2).JPG


 アルノ川の氾濫などで、この回廊の壁画も水を被ったということで
 絵もかなり痛んでいますが、私にはかえってそれが教会内部の絵と
 違う存在感がありました。妙にインパクトがあります。


   DSC_0919 (2).JPG




    今回ここは二回ほど訪ねましたが、あちこち見たあとゆっくり一息つきながら、
    数々の名画に浸るには絶好の場所なのではと思ったことでした。 


    (注*石と光の思想 勁草書房)

コメント(3) 
前の10件 | -