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聖女フォアと黄金の座像(番外編)


     このコンクの村を最初に訪れたときの印象は今でも
     忘れられない。教会堂の姿はきわめて幻想的なものであった。
               (この教会堂は霧の多く発生する谷間の村にある)
  
     PA260413.JPG
       (コンクの旧サント・フォア修道院)

      PA260448.JPG
       (聖女フォアの黄金の座像)
       10世紀ごろのもの。
       

      聖女フォアは12歳で殉教したというが、(間近で見た印象は)
     この像はは年老いた風であった。とても12歳には見えない、
     年老いた印象である。

     神の手とサントフォア.JPG
       (正面の壁面にある神の手にふれ伏す
       聖女フォア)

       こちらのフォアの方が歳そうおう(12歳)の印象が
       ある。

     さて、かってこの黄金の像は土地の人々に多くの奇跡を起こした
    という。
   「聖女の像は内陣から持ち出され、足並みのゆっくりした馬を
    選んで、その上に乗せられる。像のまわりでは若い聖職者たちが
    シンバルをうち鳴らし、象牙の角笛を響かせる。

    像はかってこの地帯が異教の地だった頃の大地母神のように、
    おごそかに、山間の地を進んでいく。そして像の通り過ぎる
    いたるところで、争いはおさまり、平和が戻ってくるのであった」
        (注;エミール・マール・図書刊行会より)

     中世にはこのような聖女像は敬われ霊験あらたかと信じられた
     時代を彷彿させるのである。
     (この像には、聖女の遺物が収まっている)
    

      追記
    黄金の聖女像といえば、すごい物に違いないが、当時としては
    中に収まっているお骨(頭蓋骨)の方が貴重だったと思われる。
    何しろ奇跡をおこす聖人のお骨なのだから。

    その聖遺物(お骨)が収まるまでの経緯が面白い。
    それはアジャンという町で盗まれたものだったという。
    中世といえば、なんでもありの時代。盗むことなど
    何でもない時代。その聖女お骨のおかげで、この教会には、多くの
    巡礼者が押し掛けたという。 、


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